君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
私は、あんなに拒否されていた仕事が花開きつつあることが感激だった。


金曜の夜。

ようやく家に帰って来た悠馬さんは、日本のきれいなシャワーが浴びたいとすぐさまバスルームに直行。

そして着替えを済ませてリビングのソファに座り、私を手招きする。


「お疲れさまでした。わっ!」


彼にミネラルウォーターを差し出すと、腕を引かれてなぜか膝の上に横向きに座らされてしまった。


「久々のカレー三昧だったよ。伊佐治さんは辛すぎてギブアップしてた」
「悠馬さんは食べられたんですか?」
「あぁ。元インド駐在員の意地ってやつで」


彼はクスッと笑う。


「そんな意地、聞いたことないです」
「それより、俺がいない間、大丈夫だった?」


彼は私の髪を優しく撫でる。

どうやら長いときのほうが好みだったらしいので、彼と付き合いだしてから伸ばしているが、以前の長さまでは何年もかかりそうだ。
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