君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
「葉月。経費の申請通ったよ」
「ありがと」


そこに静香がやってきて、判の押された書類を渡してくれる。


「ねぇ、キャシーさんって一ノ瀬さんのこと狙ってるのかな?」
「えっ?」
「森本もそう思う?」


私たちが話していると、町田さんまで入ってくる。


「はい。だって、べったりなんですもん。本当は仕事じゃなくて、一ノ瀬さんに会いに来たんだったりして」


静香のひと言に動揺を隠せない。

もしそうだったとしたら、海を超えて来てしまうなんて相当だ。
しかも、彼と一緒に仕事をしていたのは随分前の話だし、年季が入ってるかも。


「あり得るな。あのスカートの短さだし」


悠馬さんはそんなことで惹かれたりしないんだから!

心の中で言い返しつつも、鼓動が速まるのを自覚していた。
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