君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
どうして今、悠馬さんことに話が飛ぶの? 
やはりその短いスカートは、悠馬さんへのアピール?


「一ノ瀬部長はそんなアピールをしたところで、興味を持たれないと思いますよ」


それは完全に私の願望だった。

彼女の短いスカートを見たときの、町田さんの『男なんて皆そんなもん』という発言を思い出しながらも、悠馬さんは違うと心の中で祈りつつ。


「それはユーマにしかわかりません」


彼女が自信ありげに微笑むのを見ていい気はしなかったけれど、それ以上言うことはなかった。


会社に戻ると悠馬さんは会議を終えてフロアに戻ってきていた。


「お疲れさま。どうだった?」


いつものように進捗状況を伝えに行こうとすると、キャシーさんが私の前にスッと体を滑り込ませてきて口を開く。


「いい会社でした。たくさんサンプルをもらいました」


彼女が説明を始めたので、私は引き自分のデスクへと向かう。
どうにももやもやする。

キャシーさんが話しているのを耳にしながら、私は別の仕事に取りかかった。
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