君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
翌日から私たちは、機械メーカーと掛け合い、新たな打錠機の製造に取りかかった。
といっても、作るのはもちろん私たち商社ではなくメーカーのほう。

私たちは製薬メーカーと機械メーカーの間に入り、それぞれに必要な情報収集をして橋渡しをするのが役割だ。


「北里。打錠機の部品の精度が悪く、今の下請けではこれ以上のものは難しいらしい。産業機械事業部に応援を頼んで、精密機器を得意とする会社をリストアップしてくれ」
「わかりました」


仕事が楽しくてたまらない。
それはおそらく、頑張れば頑張るほど結果として返ってくるからだ。

しかも、一ノ瀬さんがフォローしてくれるので、ひとりで迷う必要もなく思うがままにつき進める。

その一方で、哲也との連絡が少なくなっていた。
互いに忙しいので、会うのは週末。
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