君を愛で満たしたい~御曹司のとろ甘な溺愛~
「心が満タンだったのかもしれないな。人間、余裕がないと心が反応しない。けど、多分葉月は、この二年の間もたくさんのものを見て吸収したはずだ。見事に成長してるしね」
『成長してる』と言ってもらえるのは飛び上がるほどうれしい。
それを目標に頑張ってきたからだ。
「電話でうまくいった仕事の報告を受けても、どこか淡々としていると感じていたのはそのせいか。心の中のガッツポーズが声から伝わってこなかった」
そういえばそんな指摘もされた。
千里眼でも持っているのだろうか。
「情けないですね、私。ちっとも立ち直れない」
「心配するな。俺がいるからには立ち直らざるを得ない。葉月の傷のひとつやふたつ、俺が治してやる。この先は楽しいことだらけだから、覚悟しろ」
自信ありげに微笑む一ノ瀬さんは、柔らかな笑みをみせる。
「覚悟って……」
楽しいことに覚悟なんていらない。
しかし、彼と話しているとずっと塞いでいた気持ちが持ち上がってきたように感じる。
『成長してる』と言ってもらえるのは飛び上がるほどうれしい。
それを目標に頑張ってきたからだ。
「電話でうまくいった仕事の報告を受けても、どこか淡々としていると感じていたのはそのせいか。心の中のガッツポーズが声から伝わってこなかった」
そういえばそんな指摘もされた。
千里眼でも持っているのだろうか。
「情けないですね、私。ちっとも立ち直れない」
「心配するな。俺がいるからには立ち直らざるを得ない。葉月の傷のひとつやふたつ、俺が治してやる。この先は楽しいことだらけだから、覚悟しろ」
自信ありげに微笑む一ノ瀬さんは、柔らかな笑みをみせる。
「覚悟って……」
楽しいことに覚悟なんていらない。
しかし、彼と話しているとずっと塞いでいた気持ちが持ち上がってきたように感じる。