うぶ婚~一途な副社長からの溺愛がとまりません~
それから悩みながらも時間だけが過ぎて、三日後。この日は常務の秘書の助っ人入り、外出に同行していたため、社長が入院する病院へ日中伺うことができなかった。
急いで仕事終わりに着替えだけを取りに病院へ向かう。
時刻は十八半。面会時刻は十九時まで。どうにか間に合ってよかった。
病院に着き、ホッとしながら病室へ向かうと声が聞こえてきた。
誰か面会にいらしている? だったら私は邪魔よね。
引き返そうとしたものの、少しだけ空いていたドアから鮮明に聞こえてきた声に足が止まる。だってその声は社長と廉二郎さんのものだったから。
嘘、廉二郎さん? だったら入っても大丈夫だよね。
しかし次に聞こえてきた声にドアを開けようとしていた手は行き場を失った
「父さん、俺はどうするべきだろうか。……日葵と出会う前の俺だったら、迷いなく朱美の親父さんの援助を受ける、朱美と婚約すると言うと思う。でも今は違う。俺には日葵がいる」
廉二郎さん……。
彼の本音に触れ、胸がズキズキと痛み出す。
急いで仕事終わりに着替えだけを取りに病院へ向かう。
時刻は十八半。面会時刻は十九時まで。どうにか間に合ってよかった。
病院に着き、ホッとしながら病室へ向かうと声が聞こえてきた。
誰か面会にいらしている? だったら私は邪魔よね。
引き返そうとしたものの、少しだけ空いていたドアから鮮明に聞こえてきた声に足が止まる。だってその声は社長と廉二郎さんのものだったから。
嘘、廉二郎さん? だったら入っても大丈夫だよね。
しかし次に聞こえてきた声にドアを開けようとしていた手は行き場を失った
「父さん、俺はどうするべきだろうか。……日葵と出会う前の俺だったら、迷いなく朱美の親父さんの援助を受ける、朱美と婚約すると言うと思う。でも今は違う。俺には日葵がいる」
廉二郎さん……。
彼の本音に触れ、胸がズキズキと痛み出す。