プロポーズは突然に。






ヘアメイクを終え13階へと戻るエレベーター内、今度は行きとは違う意味でピリピリしていた。



「ちっ、あのゴミモデル早く干されろ」

「くそが。守り続けてきた俺のスタンスぶっ潰しやがって…」

「二人とも口が悪すぎます」



とはいえ、優子さんも加賀美さんもスカッとするほどハッキリした性格だから一緒にいるとすごく楽だ。


下手に取り繕わなくてもいい環境で働けてありがたい。



「香坂、くだらない男と付き合うなよ」

「え?」

「そーそー。桃ちゃんのこと悪く言うからもう少しで締め上げそうになっちゃった」

「え?あの…」



なんで…?私と宏樹の関係は誰も知らないはずなのに。




< 118 / 370 >

この作品をシェア

pagetop