プロポーズは突然に。




窓から見える景色を楽しんだりしている内にあっという間に夕飯の時間になって。


失礼します、と、仲居さんが次々に運んでくる料理の豪華さに…また驚かされた。





「ちょっと…絶対これも一番良い料理に変えたでしょ」

「さぁ?」





…なんて惚けている辺り、間違いないのだろうけど。


私は贅沢したかったわけじゃないのに。


普通の温泉旅行で充分満足なのに。


そんなことを思う私の口からは、ため息が大きく零れていた。


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