プロポーズは突然に。



お葬式が終わると私はとにかく無気力だった。


生きているのか死んでいるのかも分からないほどに。


死にたいとは思わなかったけれど、それ以上に生きたいとも思わなかった。


やっぱり高校には行くつもりもなかったし、だからといってもう働こうとも思わなかった。


もう―――人生に疲れていたんだ。


そんな私に、父は言った。





『桃華…高校には行った方がいい。今まで通り学費も生活費も全部お父さんが出すから心配いらない』

『…』

『たくさん友達を作って、たくさん恋をしなさい』

『…』





お父さん…私に友達なんていないんだよ。

私は恋なんてできるほど綺麗な女でもないんだよ。

可愛くなくて醜くて汚れきってる。そんな人間なんだよ。
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