プロポーズは突然に。








『ずっと欲しくて欲しくて仕方なかったもの、やっと手に入れた…』


『…ずっとおまえだけを想っててやっと手に入れたんだ。簡単には離さない』



あの時、抱きしめられながら言われた言葉も、




『おまえは強い。でも…脆い』



初めて彼の前で涙を流した日に言われた言葉も、



『…大丈夫。おまえは一人じゃない』



毎夜毎晩呪文のように繰り返される言葉だって。


私のことを知らないと、

私の痛みを知らないと…

言うはずないのだから。
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