プロポーズは突然に。
「いいんだよ、ここが俺とおまえの最高の居場所なんだから」
そんな言葉を紡ぎながら、私が持っていた小さな箱から指輪を取り出した彼は私の左手をソッと取る。
「俺がおまえを一生守る。おまえだけを愛し続ける。だから…ずっと一緒にいような」
優しく紡ぎながら、左手の薬指に嵌まった“永遠の証”。
それはどんな宝石よりも美しく輝きを放っていて…
私の瞳からはポロポロ涙が溢れた。
この気持ちをなんと言えばいいのだろう。
“好き”や“愛おしい”では到底足りないこの感情。
「桃華…愛してる」
…………そうだ。
この気持ちを、私も音にして伝えよう。