プロポーズは突然に。
「え?これって…」
「結婚指輪。俺とおまえの永遠の証」
「永遠の…証」
形に残るものは怖いと思っていた。
だけど、永遠の証だと言うそれは、彼と離れることはないと証明してくれているようで…
恐怖よりも嬉しさが勝った。
それでもやっぱり可愛くない私は、素直にありがとうと言うことができない。
「…でも、普通こういうのってオシャレなレストランとか夜景の綺麗な場所で渡さない?」
素直じゃない私に彼は後ろから、ふっ、と笑う。
そして私の肩を掴み、後ろにいる彼の方を向かされるようにクルリと私の体を反転させた。