メモリー
悠人視点
俺の名前は、可能悠人。

こう見えて、警視庁捜査一課の刑事だ。

今、幼馴染の渚とすんでる。

実を言うと、俺は渚や、同僚に言ったことがない秘密がある。

それは…

「悠人!久しぶりだな!」

「父さん!」

実を言うと、父さんは、警視総監なのだ。

渚は、会った事はあるが、正体まで、知らない。

今日は、実を言うと呼ばれていたのだ。

「悠人、読んだのは、他でもない。お前にお見合いの話がきている。」

「!」

「いい加減、身を固めたらどうだ?」

「俺は…」

「それとも、渚ちゃんの事か?」

「!」

その言葉を聞いて固まった。

実を言うと、俺は渚に、恋愛感情がある。

なんだかんだ、渚の能力を見越し、捜査協力してもらうことがある。

でも、心のなかでは…

「渚は、関係ない。それだけなら、失礼します」

「おい!悠人!」

パタン

俺の未来は、自分できめる。
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