ダブル~私が選ぶのはどっち~
「どうする?吉川。予定があるのなら無理にとは言わないぞ。」

私は林主任に軽くうなずいた。

「良いですよ。久しぶりに草野主任や矢田君とも話したいですし。少し処理をしたいので、1時間ほど時間をもらっても良いですか?」

三人の了承をもらうと、私は総務課へ書類を届けに行った。

「石原さん、これお願い。」

「珍しいですね、吉川さんからこちらに来て頂けるなんて。」

石原さんは目を丸くする。

「これから林主任と草野主任、矢田君と食事に行くんだけれど、あなたもどう?」

石原さんはにこりと笑う。

「ご一緒させていただきます。ちょっと面白そう。」

なかなか石原さんにはしたたかな一面がありそうだ。

そして私達、総勢5人はおしゃれな居酒屋へ向かう。

「石原、久しぶりだな。こっちで足を引っ張っていないのか?」

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