ダブル~私が選ぶのはどっち~
セックスだけではなく、すべてにおいて気が回る草野主任は、基本私の嫌がる事はしない。

だからこないだのように草野主任に強引にマンションへ連れていかれた時は正直驚いた。

私も本音をわざとらしいくらい表に現したわけだけれど。

「琴乃さん、他の事は考えないで。ちゃんと集中して。」

慎が私の内股の部分を噛んだ。

「痛いわよ、慎…。」

既に朦朧と仕掛けている私の声の反応は、気が抜けたようにしか聞こえないだろう。

「琴乃さん、大好きだよ。」

慎がこんな事を言うのは珍しい。

「…どうしたの?し…ん…、あっ。」

慎がいきなり私の中に入って来た。

「琴乃さん、俺と結婚してよ、ねっ。」

どうやらこないだの草野主任と同じで、今日の慎もいつもと違うようだ。

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