気がつけば・・・愛
寝返りを打って目を覚ますと
隣で寝ていたはずの良憲さんがいない

壁の時計を見ると
【5:30】

「・・・っ・・・」

お寺の朝は早いんだったと
慌てて起き上がると
何も着ていないことに驚いて周りをみた

「わっ」

何気なく見た自分の胸元に
赤い印が沢山散っていて更に驚く

咄嗟にたぐり寄せたシーツを身体に巻きつけて
今更ながら着替えがない事に気づく

・・・えっと下着はコンビニで買ったから

思い出しながら
買い物袋を見つけると

手早く下着を身につけて
またシーツに包まる

どうしようと考えあぐねていると

「おはよう」

爽やかな笑顔の良憲さんが戻ってきた

「・・・おはようございます
あの・・・着替えは」

「あ〜着替えは洗濯したから
今日はこれ着てて」

手にしているのは
良憲のTシャツとハーフパンツ

シーツを巻きつけた
ミノムシ状態のままの私に近づくと

「今日も可愛いね」

溶けるような笑顔で
頭、オデコ、頰・・・
順番に口付けをしながら
最後に唇を合わせた
何度も啄んでは離れると
また顔が火が出る程熱くなった

「朝ごはん作ります」

良憲の持つ着替えに手を伸ばすと

「まずはあゆみを食べてからね」

「え?」

驚く間も無く
布団に縫い止められ
肌を滑る良憲さんの舌と手に翻弄された







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