Sweet moments ~甘いひと時~
優しいキスも、次第に激しさを増し手首を握っていた手は今度は後頭部を両手で引寄せられた。
息をするのもままならないキス。
そのうち酸欠状態となりクラクラと何も考えられなくなってしまった。
暫くしてキスから解放されたかと思うと、身体が宙に浮いた。
「えっ、、!?」
広々とした部屋の奥にある扉を器用に片手で開け、そこのある大きなベッドに優しく降ろされた。
初めてなことでもこの後の展開が分からないほど子供ではない。
彼と目が合い、酔いが一気に冷めた。
『、、、、怖いですか?』
真剣な目で見つめられ、顔を横に振った。
初めての行為に自然と怖さはない。
あるのは全身を駆け巡るような欲情だけ。