Sweet moments ~甘いひと時~


その場所に行ってみると思った通り、彼女はドアの前に立ちclose名札を〝Open〟へと変え中に入っていく。


乱暴にドアを開け彼女の姿を探す。

後ろ姿の彼女を見つけ、ホッとしたと同時に振り返った彼女の目の下のクマを見て一睡もせずにここでケーキを焼いた彼女が目に浮かんだ。


何故?

そこまでここが大事なのか、、、?



拳に力が入る。

自分がCLUB nectarで働く〝蘭〟であるという事を俺にバレてないと思っている。

その証拠に冷静に装うとする。




それが何故か余計にイライラした。


昨日はあんなに抱きしめ合ったのに、何故そんなに何も無かった様に振る舞える?

彼女の姿を見ただけで触れたくなるのは自分だけか、、?
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