Sweet moments ~甘いひと時~


それを目にした瞬間、グラスを持っていた手に無意識に力が入る。

男は振りほどかない事をいい事に、徐々にエスカレートしていきスリットの入った脚にまで手を伸ばし始めた。


怯える彼女の横顔が目に入って、カッとなって席を立ちその席へと向かっていた。




これには自分の事を昔から知る間宮さんも驚いていた。

それもそうだろう。



自分でも驚いている。

スーツの上着で露出を隠し、間宮さんをダシに手を引いて席に連れ戻すと間宮さんと自分の間に座らせた。

これ以上、彼女を他の男の目に入れさせない。


こんな醜い独占欲が自分にもあるなんて知らなかった。
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