Sweet moments ~甘いひと時~
「ありがとうございます、失礼します。」
間宮さんとの電話を切り、眠る彼女を見た。
彼女が部屋にいるだけで、ケーキのような甘い香りに包まれて穏やかになれる。
彼女と知り合う前には戻れない。
こんなに人間らしい感情を手に入れられたのも彼女のお陰だ。
彼女に出会わなければ、今もこれからも、いや、、死ぬまで一生ロボットのように過ごしていたのだろう。
直ぐには無理でも、一生をかけて彼女を振り向かせてみせる。
そう意気込んで、眠る彼女にキスを落とし浴室へ向かうのだった。