Sweet moments ~甘いひと時~


「そうですけど、、、例えこの仕事1つに絞っても結果はきっと変わらないですよ?それに順位とかそんなの、、、いらないです。」


声のトーン暗くなっているのに自分で気づいて、やっぱり少し疲れが出ている気がした。

「なんてっ!私は借金の返済さえ終わればそれでいいんですー。」

「ふふっ、その割には全然貢がれようとしないじゃな〜い?蘭ちゃん以外にも借金返済の為にキャバしてる子も多いけど、もっとガツガツしてるよ〜〜?上玉のお客さんには色目使ってアフターとかしてさぁ〜。」

「だって高級バッグやアクセサリー頂いても使う機会が無いのに勿体無いじゃないですか?それこそ無駄遣いです!それにそういうのも似合わないですし、、、宝の持ち腐れです。」



すると真顔で百合が呟いた。


「、、蘭ちゃんって自分の顔、鏡で見たことある?」

「やだな桜さん!!毎日見てるじゃないですか。メイクしてもらう時は鏡に映る自分の顔見ながら溜息ばっかりですよ。神様って不平等だなっていつも思うんですから。」
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