Sweet moments ~甘いひと時~
薔薇の香りに包まれた浴室から出ると、タオルが用意されていてそれで水分を拭く。
そこで大事な事に気付いてしまった。
服どころか下着もない。
不安になって辺りを見回すと、綺麗な下着と洋服が準備されていた。
着てみると驚くほどサイズがピッタリで、上品なレースの下着は肌触りもいい。
用意された可愛いワンピースのタグには、ハイブランドのロゴが見えて戸惑ってしまう。
恐る恐る袖を通すと、これまた着心地バツグンでなおかつ全体のシルエットも綺麗でスカートの丈も絶妙だ。
鏡に映る自分が、自分じゃないみたいで素敵な服はそれだけで自信をくれる。
「お待たせしてすみません。お風呂ありがとうございました。それとあの、置いてあった下着とお洋服着ても良かったですか、、?」
ソファーに座りながら無表情で仕事をしている彼に後ろから声を掛けた。