Sweet moments ~甘いひと時~


「えぇ、勿論ですよ。思っていた通り、いえそれ以上にとても良く似合います。」

無表情で俯きぎみの彼と目があった瞬間、優しい顔をしてくれる事が何より嬉しい。


「ありが、、とうございます。」

「では折角着飾っているのですから食事に行きましょう。ここの料理も美味しいですが、今日は外でゆっくりと食べたい気分です。嫌いなものはありますか?」

「いいえ、特にありません。」

「それは良かったです。さ、行きましょう。」


まるでドラマのワンシーンのように手を差し出され、その手に遠慮気味に手を伸ばす。


繋がれた手は、優しくて暖かい。





そのままエスコートされながらホテルを出て彼の運転する高級車に乗り込む。

初めてみる彼の運転する横顔がとても新鮮でドキドキしてしまう。
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