Sweet moments ~甘いひと時~
手を引かれ、ショップを後にする。
またもや車に押し込まれ、走り出す車。
「待って下さいっ、、、!まだお支払いが!」
「そんなもの、支社長にさせておけばいいんです。強引に事を進めようとしているのですから。これくらいじゃ慰謝料にもなりませんよ。」
「そういう訳にはっ、、、。」
「本当に欲のない女性ですね?支社長の周りにはいないタイプです。、、そういう所も貴方に強く惹かれた理由でしょう。」
目を細めて優しい表情で見つめられた。
「、、、彰さんのただの気の迷いですよ。あんな雲の上のような方が私を好きだなんて可笑しいです。これは、、、いつか醒めてしまう夢だと思ってます。そう思わないと、夢が醒めてしまった時にきっと立ち直れません、、、。」
「夢、、、ね。確かに怖いくらいの溺愛ですからね。そう思うのも無理ありません。」