Sweet moments ~甘いひと時~
ぼーっとその場に立ち尽くしていると、後ろから聞こえてきた彼の声。
「、、今日の社長就任の祝賀会は、同伴者が必要だったんです。でも誰でも良かった訳ではありません。他の誰かではなく貴方に側にいて欲しかったのです。貴方を騙すような形になってしまいましたが、これだけは信じて下さい。」
そのまま振り返ることが出来ない私を彼は後ろから抱きしめた。
『貴方に出逢って、初めて愛おしいという感情が芽生えました。舞華さんを心から愛しています。、、これだけは嘘偽りのない想いです。』
「例え、そうだったとしても上手くいく筈ありません。貴方は大企業のトップに立つ人間ですよ?そんな人のサポートなんて私なんかにできる訳ありません。あの会場にいた方、皆さんそう思われた筈です。」
「他人が何と言おうが関係ありません。これは貴方と私、2人の問題です。」
「違いますっ、、!!そんな小さな問題なんかじゃありません!!!!貴方は自分の立場を分かってらっしゃらないんですっ!!!!!」