Sweet moments ~甘いひと時~
『可笑しなことを言うのね?、、まるで貴方があの女に片思いしているみたいな言い方。』
馬鹿にしたように笑うあの人に、まっすぐに見つめて言葉を掛けた。
「そうですね。自分でも驚いていますから、貴方がそう思うのも無理ありません。彼女のお陰でこんなにも沢山の感情を持つことが出来ましたから。彼女に出会わなければ結婚なんて考えもしなかったでしょう。誰かを愛おしいと思う特別な感情は彼女以外にこれから一生抱く事はないですね。そもそも貴方に、関係ありませんよね?貴方に私の結婚相手をとやかく言われる筋合いはありませんので。」
『あんたが前園の人間である限り、関係大有りよっ、、、!!!今や間宮グループのトップに立つ貴方が自分の一存で決めていい問題じゃないわ!前園の名に恥じない相手と結婚させるわ。あんたの意思なんていらないの。あんたはこれまで通りロボットのように言うことを聞いてればそれで良いのよ!!!!』
ソファーの前の机を叩き立ち上がったあの人は、ハァハァと呼吸を乱して発狂した。