Sweet moments ~甘いひと時~


桜さんから受け取った鍵を使って開ける。

「、、お邪魔します。」


開けた瞬間ふわっといい香りがした。

その香りは普段から嗅ぎ慣れた桜さんの香りで安心して中に入った。


部屋の間取りは2LDKで物が綺麗に整頓されていて桜さんらしいなと思った。

1人で住むには広すぎるくらいだ。



ウロウロするのもどうかと思い、リビングにあるソファーに腰を下ろした。

目を閉じて今後の事を考えた。


まずは今週中にもあの店を売って、引っ越し資金にする。

あとはここから離れた所で生活して、身体を売ってでも借金を返済する。


パティシエとして夢を追うのはそれからにしよう。


< 279 / 375 >

この作品をシェア

pagetop