Sweet moments ~甘いひと時~
気づけば部屋を飛びだし、走っていた。
でもどこに向かえばいいかもわからず途方に暮れていると小さな公園が目に入った。
細い路地にあった小さい公園は、ブランコしかない公園で誰もいない。
そのブランコに座り、ただ無心にブランコを漕いだ。
辺りが薄暗くなってきても漕ぎ続けた。
泣いたら駄目だ。
いつもいい子でいないと。
泣く子は悪い子で、駄目な子。
そう呟きならが、ブランコを漕ぎ続けると後ろに人の気配がした。
「お嬢ちゃん、どうした?迷子か?」
振り返るとそこには知らないおじさん。
ても優しそうな雰囲気でとても甘くていい匂いがした。