Sweet moments ~甘いひと時~
「これは驚いた。私の好みも把握しているなんて。、、、しかし困った、甘いモノは少し苦手でな?」
「こちらのケーキは甘さ控えめになっておりますので甘いモノが苦手な方でもお召し上がり頂けるかと思います。実はこのケーキ、私が作ったのです。一口でも構いませんので、是非っ、、!」
そっと手を握ると照れたように笑ってくれた。
「こんなに可愛いパティシエが作ったのなら一口貰おうかな。」
そう言ってケーキを口に運ぶ男性。
「なんて優しい味わいのケーキなんだっ、、!疲れた体に染みる優しい甘さだ。こんな美味いと思ったケーキは初めてだよ!」
「ありがとうございます。、、嬉しいです。」
「妻と子供たちにも食べさせてやりたい。後で君の店の場所を教えてくれないかい?」
もう店は無いけれど、そんな事を言って貰えて嬉しかった。