Sweet moments ~甘いひと時~
「はい、、是非。」
そう微笑んでから隣へと移動していく。
鋭い視線と戸惑いの視線を感じた。
この部屋の出席者は、約2名を除いてケーキを食べながら隣や向かい側の人と楽しそうに会話をしている。
穏やかな雰囲気の中笑い声まで聞こえて来た。
飲み物とケーキを配りながら部屋を一周し、残すところ2人となった。
目を釣り上げた女性は、今にも掴みかからんとする勢いだ。
「失礼致します。」
受付の女性から事前に聞いていた好みの飲み物を、怒りで震えている女性の前に置く。
「貴方、、こんな勝手な事をしてタダで済むと思っているの、、?」
地を這うような低い声で小さく呟く声に一瞬恐怖で肩がゆれてしまったが、気持ちを立て直しケーキを飲み物の隣に置く。