Sweet moments ~甘いひと時~


来客の知らせのベルの音が聞こえて腰掛けていた椅子から立ち上がり声を掛けながら顔を上げた。


「いらっしゃいま、、、せ、、、。」

そのお客様と目があって語尾の声が少し上ずってしまった。



目の前に現れた男性。

冷静を装うべくサッと視線を外す。




俯きながら動悸が激しくなるのを感じて胸を押さえて彼の言葉を待つ。

そんな中、聞こえてきたのは。













「、、、苺のショートケーキを。」



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