Sweet moments ~甘いひと時~
「おっと、、すみません。大丈夫ですか?」
つまずきそうになった体を優しく抱きとめられ、耳元で彼の吐息がかかる。
「だ、だだ大丈夫ですっ、、!すみません!!」
顔から湯気が上がってしまうほど、火照ってしまって慌てて彼から離れる。
「いえ、こちらこそ歩く速度も考えずに申し訳ありません。今度は、、、蘭さんの歩幅に合わせてゆっくり歩きますので。」
そういって手を差し出された。
アフターとは手を繋ぎお店まで移動するものなのだろうか。
一瞬その手を取るか躊躇してしまったものの、遠慮気味に彼の手を取った。
「では参りましょう。」
そう言ってゆっくりと歩き出したのだった。