バイバイ☆ダーリン 恋心編  番外編完結しました

─♢人を好きになると言うこと♢─

そうそう、太田先生のことをあまり書いてこなかったので、ここらで人となりをお教えしましょうか。

彼は太田陽一郎と言って、現在30歳の頼れる低学年担任のリーダーだ。

熱血と言う程ではないが、何にでも熱心に取り組む素晴らしい先生として知られている。

彼の容姿は…中肉中背の一般的な日本人と言ったところか。

小学校の先生らしい優しい風貌で、イケメンではないが、児童だけでなく、保護者からも人気がある人物なのだ。

─著者の声──────────

そんな太田が何故優花に声を掛けたのかとお思いの皆さん、そんなの、決まってますよ…ひと目惚れしたんです、優花に。

だから、ちょくちょくコンビニで買い物して、話し掛けて…ハハハそんな感じですよ!

オイオイッと、突っ込んだあなた、教師だって人間なのです。

─♢─♢─♢─♢─♢─♢─♢─♢

彼は何かのきっかけで、優花のことを知っていたようだ。

友人だったか誰だったか、噂話だったが色々酷い言われようで、当時は、凄い女の子がいるなと思っていたのだ。

それが優花だと分かり、偶然のコンビニでの出会い、これは運命かも知れないと、記者との間に割って入った次第だ。

そんな太田の恋する男心は結構思い込みが激しいようで、自分が優花の側にいるんだと心に誓ったらしい。

でも決してストーカーと言う類ではないので、あしからず。

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