バイバイ☆ダーリン 恋心編 番外編完結しました
昴は、コーチの本日の総評が終わるのを、今か今かとそわそわして待っていた。
それを悠輝に見られていて、少しお小言をもらったのだが、昴に先輩に話があってそわそわしてましたと言われてしまっては、悠輝もああそうかと聞くしかない。
「この度、先輩の妹さんである花音さんと…」
と言ったら直ぐに、昴の口は悠輝の手に塞がれていた。
「お前まさか、ウチの花音と付き合うことになったとか言わないよな」
鬼のような形相で睨みを利かせる悠輝に、昴は一瞬たじろいだが、ここで負けては男が廃ると気を引き締めて、これこれこうですと、アルバイトをすることとなった経緯(イキサツ)を話す。
そうか済まなかったと、悠輝に謝られて、却って恐縮してしまう後輩くん。
こうして、まるでお姫様の側用人のように、不埒な輩から絶対に花音を守れと、晴れて悠輝から護衛役に任命されたのだった。
そこでしめしめとほくそ笑む昴くんは、これで大手を振って花音と大学の外でも会えると小躍りしたのだった。
それを悠輝に見られていて、少しお小言をもらったのだが、昴に先輩に話があってそわそわしてましたと言われてしまっては、悠輝もああそうかと聞くしかない。
「この度、先輩の妹さんである花音さんと…」
と言ったら直ぐに、昴の口は悠輝の手に塞がれていた。
「お前まさか、ウチの花音と付き合うことになったとか言わないよな」
鬼のような形相で睨みを利かせる悠輝に、昴は一瞬たじろいだが、ここで負けては男が廃ると気を引き締めて、これこれこうですと、アルバイトをすることとなった経緯(イキサツ)を話す。
そうか済まなかったと、悠輝に謝られて、却って恐縮してしまう後輩くん。
こうして、まるでお姫様の側用人のように、不埒な輩から絶対に花音を守れと、晴れて悠輝から護衛役に任命されたのだった。
そこでしめしめとほくそ笑む昴くんは、これで大手を振って花音と大学の外でも会えると小躍りしたのだった。