お見合いだけど、恋することからはじめよう
゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚


「……ななみんの『すっごく食べたいもの』って、ここ?」

諒くんが目の前の巨大な赤い看板を、呆然と見ながら、ぽつりとつぶやいた。

「そうですっ!」

あたしは全身全霊で肯いた。

「こういうとこあるの知ってはいたけど、おれ、初めて来た」

「ええっ⁉︎ うそっ⁉︎ ほんとっ!?
絶対に、今まで損してるっ!」

あたしは全身全霊で叫んだ。


あたしたちは今、アクアシティ五階にある「ラーメン国技館」に来ていた。

< 125 / 530 >

この作品をシェア

pagetop