一円玉の恋
と悪びれもせずに恐ろしい事を言ってくる。
「まだまだ、俺は翠に片思いだと思うよ。
俺の方が翠のこと思ってる。こうやってね。俺のもんだーってマーキングしても。心配は心配なんだよね。」
と、私に付けた跡を山神さんが指でなぞる。
えっ!と思って腕やらなにやら見ると、なんか虫に刺されたように、赤い点々があちこちに出来ている。
うそっ!こんなに付けるもんなの!っと口をパクパクさせながら、山神さんに抗議すると、ふっふっと笑って
「だから、翠は俺のっていう所有印だよ。普通はこんなには付けないけどね。翠にはあちこち付けとかないとね。こんな事も今まで一度も誰一人した事ないからね。
本当衝動に駆られる。そこは、そんなにさせる、翠が悪いよね。」
と、また新たにチュっと腕に跡を残した。
「やっダメ、当分会社に行けない!」と山神さんに抗議すると、
「あれ、翠、知らないの?会社に休暇届け出してるよ?だって、今日からまた一緒に暮らすから、色々としなくちゃいけないでしょ。今は多分引っ越し業者が荷物詰めてると思うよ。」
「!!…なんで!勝手に!」
「根回しはしっかりとね。名前と人脈をフル活用だよね。だってねぇ、新婚さんだからね。一緒に暮らすのは当たり前でしょ。それにね新婚は色々とやることあるでしょ?ね。
翠の部屋は杏子に任せてるし、俺の部屋はウチの親に任せてるから、なんの問題もなしね。だから、少々起きれなくなっても大丈夫だからね。ということで、もう、ごめん、我慢出来ない。」
「まだまだ、俺は翠に片思いだと思うよ。
俺の方が翠のこと思ってる。こうやってね。俺のもんだーってマーキングしても。心配は心配なんだよね。」
と、私に付けた跡を山神さんが指でなぞる。
えっ!と思って腕やらなにやら見ると、なんか虫に刺されたように、赤い点々があちこちに出来ている。
うそっ!こんなに付けるもんなの!っと口をパクパクさせながら、山神さんに抗議すると、ふっふっと笑って
「だから、翠は俺のっていう所有印だよ。普通はこんなには付けないけどね。翠にはあちこち付けとかないとね。こんな事も今まで一度も誰一人した事ないからね。
本当衝動に駆られる。そこは、そんなにさせる、翠が悪いよね。」
と、また新たにチュっと腕に跡を残した。
「やっダメ、当分会社に行けない!」と山神さんに抗議すると、
「あれ、翠、知らないの?会社に休暇届け出してるよ?だって、今日からまた一緒に暮らすから、色々としなくちゃいけないでしょ。今は多分引っ越し業者が荷物詰めてると思うよ。」
「!!…なんで!勝手に!」
「根回しはしっかりとね。名前と人脈をフル活用だよね。だってねぇ、新婚さんだからね。一緒に暮らすのは当たり前でしょ。それにね新婚は色々とやることあるでしょ?ね。
翠の部屋は杏子に任せてるし、俺の部屋はウチの親に任せてるから、なんの問題もなしね。だから、少々起きれなくなっても大丈夫だからね。ということで、もう、ごめん、我慢出来ない。」