一途な2人 ~強がり彼氏と強情彼女~
また連絡する、と言われた割に連絡は来ないまま1週間経った。
それでも私は気にもしていなかった。
お互いに、一応連絡先は交換していたものの連絡を取り合ったことがほとんど無かったから。
きっとまた週末に図書館で会えるだろう、そう楽観視していた。
けれどその週も、またその次の週も彬くんは来なくて。
ついに夏休みに突入した。
去年の夏休みは、週に3回くらいのペースで図書館に来ていたから、もしかしたら週末以外にも来てるかも、なんて期待しながら私は毎日のように通っていたけど会えなかった。
次第に私は携帯を気にする回数が増えてきて、
勉強中にもノートの横に待ち受け画面が見えるように置いていることもあって。
メールが着信する度にドキドキして、違うことに気づいて失望する。
こんなことが一日に何回も起きるようになってやっと決意した。
待つだけではだめなのだと。
この私が、3週間以上もただ大人しく待っていたなんて自分でも信じられない。
彬くんが絡むと、どうにも臆病になるらしい。
意を決して、メール画面を開き、
"久しぶり!お元気ですか?
私は毎日のように図書館通いしてます。"
と打ち込む。
もっと気の利いたことが言えそうな気もするけど、思いつくのはこれが精一杯。
それでも私は気にもしていなかった。
お互いに、一応連絡先は交換していたものの連絡を取り合ったことがほとんど無かったから。
きっとまた週末に図書館で会えるだろう、そう楽観視していた。
けれどその週も、またその次の週も彬くんは来なくて。
ついに夏休みに突入した。
去年の夏休みは、週に3回くらいのペースで図書館に来ていたから、もしかしたら週末以外にも来てるかも、なんて期待しながら私は毎日のように通っていたけど会えなかった。
次第に私は携帯を気にする回数が増えてきて、
勉強中にもノートの横に待ち受け画面が見えるように置いていることもあって。
メールが着信する度にドキドキして、違うことに気づいて失望する。
こんなことが一日に何回も起きるようになってやっと決意した。
待つだけではだめなのだと。
この私が、3週間以上もただ大人しく待っていたなんて自分でも信じられない。
彬くんが絡むと、どうにも臆病になるらしい。
意を決して、メール画面を開き、
"久しぶり!お元気ですか?
私は毎日のように図書館通いしてます。"
と打ち込む。
もっと気の利いたことが言えそうな気もするけど、思いつくのはこれが精一杯。