一途な御曹司に愛されすぎてます
「私どもが手掛けましたこの里を、大層お褒めいただいたそうで誠にありがとうございます。先ほど当グループ専務の階上が、偶然にお客様のお話を伺いまして、ぜひ感謝の気持ちを受け取っていただきたいと申しておりました」
「え!?」
つい大きな声をあげてしまった。
階上リゾートグループの専務!? そんな偉い人がここにいたなんて!
慌てて周りを見回したけれど、家族連れやカップルや外人さんばかりで、それらしい人は見当たらない。
このお酒と料理は、さっき私がこのリゾート地を褒めていたことへの、専務さんからのお礼の品ってこと?
でも、ちょっと感想を口にしただけで大々的に世間に宣伝したわけでもないのに。
「それではどうぞごゆっくり」
お盆の上の品を眺めてマゴマゴしているうちに、従業員さんが丁寧に頭を下げて立ち去ってしまった。
「あ、あの……」
と声をかけても、時遅し。遠ざかる着物姿の背中を見送ってから、改めて困惑する。
「え!?」
つい大きな声をあげてしまった。
階上リゾートグループの専務!? そんな偉い人がここにいたなんて!
慌てて周りを見回したけれど、家族連れやカップルや外人さんばかりで、それらしい人は見当たらない。
このお酒と料理は、さっき私がこのリゾート地を褒めていたことへの、専務さんからのお礼の品ってこと?
でも、ちょっと感想を口にしただけで大々的に世間に宣伝したわけでもないのに。
「それではどうぞごゆっくり」
お盆の上の品を眺めてマゴマゴしているうちに、従業員さんが丁寧に頭を下げて立ち去ってしまった。
「あ、あの……」
と声をかけても、時遅し。遠ざかる着物姿の背中を見送ってから、改めて困惑する。