一途な御曹司に愛されすぎてます
私も、未知の世界に飛び込んだ歴代のシンデレラたちに負けないよう、堂々と胸を張って歩いて行く。
「淳美、おいで。もっと先へ進もう」
悠希さんがトンネルの先へと私を促した。
この先になにがあるのかわからないけれど、お互いを信じているから大丈夫。
ふたり一緒なら、きっと迷わない。
煌めく木漏れ日や、木々の合間から差し込む夏の日差しに揺らめく緑のグラデーション。
遠い道の先から聞こえる小鳥のさえずりと、柔らかな風の誘い。
夢のような世界だけれど、これは現実。
そしてきっと奇跡を凌駕するほど素晴らしい世界が、私たちを待っている。
繋ぎ合う手に力を込め、ガラスの靴を履いた私たちは、しっかりと地面を踏みしめて歩き始めた――……。
【END】
「淳美、おいで。もっと先へ進もう」
悠希さんがトンネルの先へと私を促した。
この先になにがあるのかわからないけれど、お互いを信じているから大丈夫。
ふたり一緒なら、きっと迷わない。
煌めく木漏れ日や、木々の合間から差し込む夏の日差しに揺らめく緑のグラデーション。
遠い道の先から聞こえる小鳥のさえずりと、柔らかな風の誘い。
夢のような世界だけれど、これは現実。
そしてきっと奇跡を凌駕するほど素晴らしい世界が、私たちを待っている。
繋ぎ合う手に力を込め、ガラスの靴を履いた私たちは、しっかりと地面を踏みしめて歩き始めた――……。
【END】