一途な御曹司に愛されすぎてます
◇◇◇◇◇◇
「淳美? おーい、淳美さーん?」
ハッと気がつくと、美千留の手のひらが目の前でひらひら動いている。
「淳美、現実に戻ってきて。もしもーし?」
「大丈夫。もう戻ってきたから」
私は笑って肩をすくめた。
いけない。つい記憶の中に埋没してしまった。
結局康平とはあれからお互いの心が離れてしまって、関係を修復することが叶わずに別れることになった。
以来音信不通のまま一年が経つ。
「まさかまだ新城病院のボンボンのことを引きずってたりとか、ないよね?」
気遣いの表情で私の目を覗き込む美千留に、きっぱり断言した。
「それはない。大きな痛手だったから傷跡は残ってるけどね」
「淳美? おーい、淳美さーん?」
ハッと気がつくと、美千留の手のひらが目の前でひらひら動いている。
「淳美、現実に戻ってきて。もしもーし?」
「大丈夫。もう戻ってきたから」
私は笑って肩をすくめた。
いけない。つい記憶の中に埋没してしまった。
結局康平とはあれからお互いの心が離れてしまって、関係を修復することが叶わずに別れることになった。
以来音信不通のまま一年が経つ。
「まさかまだ新城病院のボンボンのことを引きずってたりとか、ないよね?」
気遣いの表情で私の目を覗き込む美千留に、きっぱり断言した。
「それはない。大きな痛手だったから傷跡は残ってるけどね」