【医者恋シリーズ2】 冷徹ドクターのイジワルな庇護愛


今晩は外出するから、夕飯は適当にやってくれなんて言って、辻先生は出かけていってしまった。

早速、夕飯の用意からかなんて思っていたから、出かけると言われてふっと肩の力が抜ける思いだった。


ここでの仕事の概要はこうだった。

まず、入院している動物で、散歩に出れる子たちは朝と夕の散歩。

これは、動物看護師の室屋さんと分担だそう。

そして、動物たちの食事準備。

入院している動物によっては、野菜等のカットなどもしなくてはならないらしい。

加えて、院内の清掃作業。

ここまでは動物病院の仕事として受け入れられる。

問題はここからだ。

その内容にプラス、先生のプライベートな雑用まで申し付けられているのだ。

炊事洗濯掃除……住み込み家政婦のようなものだ。

病院の治療代のために働くわけだから、まさか、先生個人のお世話までさせられる羽目になるなんて考えもしなかった。

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