白いオルフェ
 美智雄は東口から大ガードをくぐって西口に出た。
西口には、京子と最後に行ったワシントンホテルが遠くに見えた。
人込みの中を掻き分けるように歩きながら、京子の色白の顔にくっきりと映える長い黒髪を思い出し、「白いオルフェ・・」と呟いた。






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