俺様外科医の極甘プロポーズ
シャンパンを飲みながら、テーブルの上のお茶が仕入れに手を伸ばす。そこにはロビーで出されたお饅頭が入っている。私は嬉々としてそれをほおばる。
「おいしい!」
「宿の名物って書いてあるな。全部食べていいぞ」
「いいんですか?」
「もちろん。それとこれもりさに」
いいながら先生は立ち上がるとハンガーにかけておいたジャケットのポケットからリボンのかかった小さな箱を取り出した。
もちろん私でも知っているジュエリーブランドのものだ。
「クリスマスプレゼント」
「ええ、うれしい! ありがとうございます。……でも、私なにも用意してきていませんでした。すみません」
クリスマスも近いのに、しかも旅行にまで連れてきてもらっているのに、私ったらなんて気の回らない女なんだろう。
「いいんだよ。これは日頃家事をしてくれているお礼」
「あけてもいいですか?」
「もちろん」
リボンをほどいて箱を開けると、布でできた小さな袋が入っている。さらにその中には、小さな一粒ダイヤのネックレスが入っていた。