高校生夫婦はじめました。

“今日こそいい?”と意向を確かめてはくれるものの、私の上でマウントポジションを取っている彼は完全にその気だ。まさか朝からこんなことになるとは思わず、焦った私は正臣の下でもがく。

「ちょっ……ちょっと! ……正臣! 待って、脱がさないでっ……」
「やだ」

簡単に却下して、正臣は綺麗な指でぷちぷちと私のシャツのボタンをはずした。確実にこの身に迫っている危機に、私は焦る。このままでは食べられてしまう……!

正臣は途中までボタンをはずすと、一旦手を止めて尋ねてきた。

「見ていい?」
「だめ!」
「無理。見る」


…………じゃあなんで訊いたのっ!?

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