* Reality * ~鏡の顔~
『はい、レオ元気だった?』


『胡桃…何で僕に連絡してくれないの?』


私にぎゅうぎゅう抱き付きながら話すレオに私は苦笑い。


『あ…胡桃の匂い好き。癒される…ねぇキスしていい?』


『ダメよ。だけど…レオ大人になったんだね。ちゃんと 待てが出来る様になったじゃない。』


『胡桃はいつも僕を子供扱いする。ねぇ年下の僕はいつになったら 男としてみてもらえるの?てか、僕の気持ちに気付いてるでしょ?』


『年下とか年齢は関係ないよ。それより仕事そろそろしない?あなたも信用落としたくないでしょう?私、今のボスにさっき会ったばかりなの。だから、最速仕事の成果見せたいしね。』


『もうやっぱ胡桃には敵わない。ねぇ仕事終わったら 食事くらい付き合ってくれる?』


『そうだね、お茶ならOK!!』


『はぁ///ツレナイのに好きとか、僕もバカだと思うんだけど、胡桃が格好良すぎてヤバい…』


可愛いレオを苛めるのは 楽しいのだけど、私は恋をしない。あの日から しないと決めたから…



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