処刑バッヂ
そうかもしれない。


何気ないメッセージに見えるけれど、その中に暗示があったのかも。


「クリスマスにこだわる必要があったのかもしれないよね」


あたしはそう言った。


体育館に用意されたモミの木や、バッヂが入っていたプレゼントの箱。


それらは全部クリスマスに関するものだ。


「犯人はあたしたちのクリスマスを祝いたいとか?」


梨央はそう言い、軽く笑った。


それなら普通にパーティーをすればいいだけだ。


こんな大掛かりな殺し合いを仕向ける必要はない。
< 136 / 229 >

この作品をシェア

pagetop