旦那様は冴えない先生!?
新生活の始まり
『華音……。動けるか?
シャワー浴びれそぅ?
連れてってやろうか?
俺が 洗ってやろうか?』
(……。誰だこの人……。)
『蒼さん……。 それ全部恥ずかしい。。。』
枕に顔を埋めて上目遣いで蒼を見ると
『恥ずかしいったって、もう 全部知ってる』
『わぁー。わぁー。わぁー! stop stop!』
『なんだよぉ 』口を尖らして華音を見下ろす
『やっ そーいう事 言っちゃうんだね 蒼さん 』
『あん? 俺は ……言うよ。』真顔
『………………。』
『但し、 華音限定でな♪ 』にこっ
パクパクパクパク
『おぃおぃ、 金魚か?』あはははは
『/////。』
『金魚じゃないよぉ……。』
『あははっ 俺 先入ってくるわ。
ゆっくり 寝てな♪』
『ふぁ〜い』未だ枕に顔を埋める華音。
クククっ 肩を揺らしながら バスルームへと向かう蒼を 華音はこっそり幸せ気分で 見つめていた。