極上恋愛~エリート御曹司は狙った獲物を逃がさない~
「愛されてる証拠だよ」

優しく微笑みながらパスタを口に運ぶ。

それから朱莉の妊娠の話題で盛り上がってデザートを食べ終えると、高野が姿を現した。

「時間が足りなそうだな。今度はうちに来てじっくり話したら?」

私と朱莉を見て穏やかに笑う彼。

「私が朱莉を独占して高野が焼き餅をやかないならね」

悪戯っぽく言えば、「俺はそんな心の狭い人間じゃないよ」と高野は否定し、店員を呼んで会計を済ませる。

自分の分のお金を財布から出したら、彼に断られた。

「いいよ。奥さんの気晴らしに付き合ってくれたから」

「それはご馳走さま。あと、朱莉に聞いたよ。おめでとう!」

赤ちゃんのことに触れれば、高野は破顔した。

「ありがとう。今から楽しみなんだ」

このデレデレ具合。

子供が生まれたら溺愛しそう。
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