翼の折れた鳥たちは
「私がそれでも強行突破して車いすバスケの見学に連れて行った場合には?」
「処罰は分からない。だけど、部長としては敦也くんの担当は外す」
敦也くんの担当を外される。
そんなの嫌だ。
きっとそんな思いは、部長にも伝わっているのだろう。
私を慈しむような眼差しで見つめながらも、1つだけ咳払いをする。
「今回、星原さんが理学療法士として業務の一環で付き添うことは認めない。冷静な判断を星原さんにも求めます。以上」
部長の言葉は淡々としていた。
それだけを私に残して、会議室を後にした部長の背中を見つめていたら視界が一気にぼやけてしまったのだった。
「処罰は分からない。だけど、部長としては敦也くんの担当は外す」
敦也くんの担当を外される。
そんなの嫌だ。
きっとそんな思いは、部長にも伝わっているのだろう。
私を慈しむような眼差しで見つめながらも、1つだけ咳払いをする。
「今回、星原さんが理学療法士として業務の一環で付き添うことは認めない。冷静な判断を星原さんにも求めます。以上」
部長の言葉は淡々としていた。
それだけを私に残して、会議室を後にした部長の背中を見つめていたら視界が一気にぼやけてしまったのだった。