誘惑前夜~極あま弁護士の溺愛ルームシェア~
そして閑は、指先を、そろりと下着の中に滑り込ませた。
「多分――今日みたいにすごく感じてたからだ。そうだろ?」
はっきりそう口にされて、確かめるように指先を動かされて、小春の顔は羞恥に染まった。
「ま、待ってっ……」
だが閑は小春の願いなど聞いてくれない。
「俺が触れるたびにすごく感じて声をあげてたから、ああ、俺、もしかして好かれているのかなって、それで嬉しくなったんだ」
閑はゆったりした口調でそうささやくと、そのまま体をずらし、小春の隣に横臥する。そして、肩で息をする小春の頭を器用に自分の腕に乗せ、体ごと向かい合った。
その間も、いたずらな指先は相変らず動いて、小春を翻弄していく。
(なんだか、変っ……)
自分の体なのに、思い通りにならない。
「や、だめっ……」
このままではおかしくなってしまうと、小春が本能的に逃げようとすると、そんなことはお見通しらしい、閑がしっかりと小春の頭を後ろから抱えるようにして、さらに体を引き寄せる。